妖怪道中旅日記~東日本編~4日目・前編

RAOUです。

昨日は熱海のホテルで泊まり、温泉にも入ってしまいました!熱海って流石温泉街というだけあって、ホテルの数が尋常じゃないくらい多いですね。夜の熱海の夜景も素晴らしかったです。


7時起床。天気は曇り。

天気が良かったのは、今のところ一日目だけでしたね。


さぁ、天気のことは気にせず、4日目の今日も朝から妖怪スポット巡り!

…と言いたいところですが、どうしても寄りたい、いや、寄らねばならぬ場所がありましたので、行って来ました。


日本最後の秘宝館

秘宝館…。なんとも悩ましい響きです。

昔は温泉街には必ずと言って良いほど、「秘宝館」なるものがあったといいます。


秘宝って何かと言いますと、まぁ、古今東西の性に関する物や事のことですね。

秘宝館とは、それらを収集・展示したれっきとした(!)博物館なのです。ここ重要。


今では卑猥なものを並べるな!だとか、単純にお客さんが入らなくなった等の理由で、日本に残る秘宝館は数少なく、ここ熱海か、後は兵庫県・淡路島にある「謎のパラダイス」くらいしか、大きなところは残っていないんじゃないでしょうか?

(他にもここに秘宝館があるよ!など、ご存知の方いらっしゃいましたら、是非教えて下さい。この旅の道中でも寄れたら、絶対向かいます)


実は僕、この秘宝館というB級スポットが大好きでして、大学の卒業旅行で仲間と佐賀県の秘宝館に行ったくらいなのです。

(佐賀の秘宝館は正直レベルが段違いだった…。閉鎖しちゃったけど…。)


そんな男子諸君を魅了する秘宝館。

本日訪れた「熱海秘宝館」はこれもまた、格別な変態レベルだったのです…。


熱海で夢を見た

「熱海秘宝館」はここ最近来場者数が増えているそう。展示の入れ替えも頻繁に行っているらしく、時代の波に逆らう感じがなんかワイルドだなって。変態だなって。


はやる気持ちを押さえつつ、熱海城がある山を登ります。


すると…。


うっわ~~!

この佇まい!

B級な感じの匂いがプンプンするぞ~~!

どうやら様々なコーナーがあるようだ。

ワクワクしてきました。


中に入ってみると…

早速やわ。

早速半裸の青い髪の女性がお出迎えしてくれたわ。かなりリアルやけど、何人やねん…。。


熱海秘宝館のジャブをかわしつつ、入場料を払います。

入場料は1700円と、強気の設定。

そら、よっぽどの物好きじゃないとこんなとこ来ないだろうし、これ目当てで来る人は値段なんか気にしないでしょうな。


そう言いながら財布を気にしつつ、入場料を払っている自分がいました。

これぞ秘宝館!王道を往く!

館内の写真撮影は禁止とのこと。(入り口まではOKらしいです)


写真に収められないとなると、もうこの目に焼き付けるしか無い。そんな気迫を持って入場、食い入るように展示物を見てきました。


もうね、「これぞ秘宝館」って感じ。

ひたすら王道を往く。


いわゆる四十八手を人形で説明したり、春画をアフレコしたり。


ボタンを押すといやらしい女性があれやこれやいやらしい動きをしたり、椅子に座ると前の画面に自分の姿といやらしい女性が一緒に写って、あれやこれや、これまたいやらしいやりとりをするという、最高にいやらしいギミックがあったりと、かなり楽しませてくれる。


淡路島のパラダイスが「読む秘宝館」とすれば、この熱海秘宝館は「体験する秘宝館」と言ったところでしょうか。


途中、浦島太郎が竜宮城の女性たちといやらしいことをする映像を口を開けながら見てましたら、カップルが入ってきていやらし…、違う違う、気まずくなったのは内緒です。


途中グッズ販売のコーナーや、ゲームコーナー等もあったりと、内容は盛りだくさん。


このまま何時間も居たかったのですが、本来の旅の目的である次の妖怪スポットへ向かわなければなりません。


後ろ髪をひかれながら、僕は「またここに必ずや戻ってくるぞ」と胸に想いを秘め、秘宝館を後にしたのでした。(今度は彼女と来よう)

秘宝館がある場所は山の上。

熱海の町が一望できます。晴れてたらもっといやらし…、間違えた。…キレイなんだろうなぁ。

4日目の今日はちょっと書くことが多いので、明日後編を書きます!


(ちなみに明日は東京にいる仲間に会うので、妖怪スポット巡りはお休み)