妖怪道中旅日記~東日本編~2日目

どうも、RAOUです!

昨日から始まりました「妖怪道中旅日記~東日本編~」。奇跡的に天候にも恵まれ、快調な旅の出だしとなりました。


一日目の終わりは、道の駅での車中泊となりましたが、やはりあまり快適ではありませんね。適度にホテル宿泊をして体を休めなければと思いました。


そんな運転疲れが残る2日目の今日は、和歌山県の熊野本宮からスタート!


熊野へ導けヤタガラス!の巻

ご存知、熊野。

紀伊の山々が織り成す大自然は古くから山岳修行の霊場とされ、熊野本宮とそこに向かう参拝道はその景観の素晴らしさから、2000年に世界遺産に認定されました。


そんな熊野古道~熊野本宮に伝わるのが…

そう、ヤタガラスなのです。

ヤタガラスとは、日本神話に登場する三本足のカラスのことで、初代天皇である神武天皇の大和制圧の際、神からの遣いで熊野の道案内をしたとされる霊獣です。
日本サッカー協会のシンボルマークでお馴染みですよね。

熊野本宮には至るところにヤタガラスがいると聞き、これは是非とも観に行かねば!と鼻息を荒くして向かったのでした。

午前6時過ぎに到着。早い。

近くの道の駅で泊まったため、起きてすぐに出発したらこんな時間に着いてしまいました。


早ければ早い方が、後々時間に余裕が出るだろうということで、早速アタック!


石段を上がっていくと…

見えてきました、熊野本宮大社!

足早にお参りを済ませて、ヤタガラスはどこだ?と探すと…?


いました。

三本足のカラス。これぞまさしくヤタガラスです。

しかし、足が三本あるって、便利なのかな?


境内にはこの石のプレートの他に「ヤタガラスのポスト」なんてのもあると聞いていたので、探してみたんですが、時間が早すぎたのか、ビニール袋が被さっていて、見ることが出来ず…。

そして、社務所ももちろん開いてませんで、目当てのお守りや「熊野牛王符」も買えず…。


オーマイッ! 

社務所が開くまで待つか?

しかし、そうするとこの後の予定が…。



いや待てよ?

…この近くに確か温泉郷があったよな?


どうしよう?


あ、じゃあこうしよう。


世界遺産認定温泉「つぼ湯」で朝風呂しよう!

ということで、やってきました。 

湯の峰温泉郷!


ここにあるのが、世界遺産に認定された温泉、その名も「つぼ湯」!

えっ?

妖怪と全然関係無いじゃないかって?


ノンノン。

これ見てよ。

(読み辛かったらごめんなさい)

要するに、この「つぼ湯」に入った餓鬼が人間に戻った!っていうお話が伝わっているのだ。


そんな「つぼ湯」ですが、30分交代制の完全貸し切りの、源泉掛け流し温泉となっています。平日だったので、それほど待たずに入浴出来たのですが、休日だとどんな感じなんだろう?


肝心の湯加減ですが、さすが源泉というだけあって熱い。

51度という温度はもうあまりにも熱く、そら餓鬼も人間に戻るよな、と。

(ちなみに、水でうめることができますよ)


世界遺産の温泉で朝風呂という贅沢を満喫したあと、熊野本宮へ戻り、無事にヤタガラスポストを写真におさめ、目当てのお守りと「熊野牛王符」を購入したのでした。


さて、この後4時間かけて愛知県犬山市にある「桃太郎神社」という神社に向かったのですが、あまりにも内容と雰囲気が濃く、ナイトスクープで言うところの「パラダイス」感が強すぎたので、また別で日記を書くことにします。


それでは、本日最後に立ち寄ったこちらの妖怪スポットで、今日の締めとさせていただきます。

赤ちゃん夜泣きで困ったな

静岡県掛川市の小夜の中山峠にある、夜な夜な泣くという「夜泣き石」です。


赤ちゃんの夜泣きには樋屋奇応丸。

夜泣き石には一体何が効くのかな?


それでは、明日の妖怪道中旅日記でお会いしましょう!